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◆雛人形


雛人形は、古代中国の祓いの行事に使われた「人形(ひとがた)」と、平安貴族の子女が遊んだ 「ひいな遊び」が融合して徐々に現在の雛人形になっていった。 室町時代になると信仰用具から哀願、観賞用になり、江戸時代になると、紙だった雛人形が豪華になっていった。

桐塑を素材とするものが多くある。

制作方法 (木彫法・一閑張法・乾漆法)
木彫法
素材としては,主に桐を木を多く用います。 桐は20年以上自然乾燥させた木目の詰まったものを使う。  桐は風雨にさらしてタンニンをよく滲出させるので,渋みが出たらにじみ出ることがないので表面の美しさを保つことができるため、 表に塗る胡粉との相性が一番よい。

説明写真パネル分
  1.荒彫り,上彫り
2.補強と胡粉をなじませるために和紙を張る
3.胡粉をニカワでといて布地地塗りを行う。中塗りを20回くらい繰り返す。
4.息を吹きかけ、さらに木綿でめぐってつやをだす。

桐塑人形の作り方手順
1桐のおが屑と大和のりを混ぜあわせ、型取り,乾燥させた人形の土台
2目付け,置きあげ(目玉はガラスの義眼)
3地塗り、中塗り
4目,口などの切り出し
5切り出し作業完成
6上塗り
7つや出し後、面相
8髪つけ(下張り) 
9組み立て
10出来上がり


桐 享保雛(安部十一郎氏蔵 桐の博物館展示パネル)
享保雛パネル説明文
1716に享保に改元,江戸中期で8代将軍吉宗の時代で生活的に安定し 文化的にも発達した時でもある。このときに雛も一段と華やかに花開き 絢爛豪華にきそいこの手の面長く、公達を思わせる気品が伺えることが出来た


桐 直衣雛(阿部美紀氏蔵 桐の博物館展示パネル)
直衣雛パネル説明文
直衣雛は有職雛(ゆうそくびな)の一つであり、公家の「ひいな遊び」に好じたものと言う。 内裏の衣生活を正しく考証した装束を雛に着せたものを有職雛と称している。 この雛は、直衣という装束で、公家の日常の上衣である。このことから直衣雛と名づけられた。 男雛は白有絞りの無双織。女雛はうちはかまで女房のつねの装束である。