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◆御所人形


江戸時代に発達した人形形態のひとつで、木彫りや桐塑で作った本体に真っ白な胡粉(ごふん)を塗り重ね、磨きあげて仕上げた幼児姿の人形。
子授け祈願や生まれた子の成長を願って作られ、初期は五頭身であったが、三等身にすることによってより豊かさ、ふくよかさを表現するようになった。 三頭身なので三つ割人形、あるいはその肌の色から白肉(しろじし)、白菊(しらぎく)とも呼ばれた。
ツヤのある真っ白な肌や、大きな頭、ぽっちゃりとした肉づきの良い体、小さな目鼻や口など、幼児の健康を象徴した姿に特徴がある。
「御所人形」という名は、宮廷や公家の間で愛されたことや、御所から贈り物の返礼として大名などへ贈ったことに由来する。

御所人形の素材には桐の木が用いられ、木彫りの素地に 胡粉 を塗り重ね白い艶やかな肌に仕上げる。 また木芯桐塑と呼ばれる、桐の木を芯にして その上に桐塑を重ねて作る方法もある。


桐 御所人形(桐の博物館展示パネル)
パネル説明文
江戸時代,宮廷を中心に公家や門跡寺院・大名家等,当時の高貴な人たちの間で愛好された人形です。  独特の三頭身をしめす円ゆかな体にあどけない小さな朱唇。 丸々とこえた稚児の姿は,日本人の永遠の子供に対する理想美のあらわれです。