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◆足駄(あしだ)足駄は歯を台に差込む構造のもので、奈良時代の終わりごろから、都の武士や婦人に履かれはじめた。 足駄という名前は、足の下に履くものをアシシタと呼んだ古代の言葉がなまったものである。 洗濯したり、ぬかるみを歩く時などにはかれたようで、差歯には、ほうやかしの木が使われた。 当時の風俗画などをみると、歯の高い足駄は、排便をする時、はねっかえりで着物のすそが汚れるのを防ぐためにはいたようだ。 排便に高足駄をはく(餓鬼草子・村田泥牛模) 江戸期にはもっぱら雨天の履物であった。高足駄。 高げた。 この時代江戸では、高いのを足駄といい、低いのを下駄というが、どちらも差し歯である。 京阪では歯の高いものを高下駄、低いものを差下駄と呼んだ。 夏山に 足駄を拝む 首途哉(かどでかな) これは奥の細道に歌われている芭蕉の句である。 ![]() 桐 足駄(桐の博物館展示品)
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